「鳴門の渦潮」をはじめとした豊かな自然が魅力的な徳島県鳴門市。東京や大阪、京都などから新幹線やレンタカーや高速バスを活用したおすすめの交通アクセス方法をご紹介します。
2025.03.26-
目次
- 海に囲まれた自然とアートが魅力、「鳴門市」ってどんなところ?
- 旅行スタイルに合った移動方法を選ぼう!手段別のおすすめ降車地点
- 大阪から鳴門へのアクセス方法
- 京都から鳴門へのアクセス方法
- 神戸から鳴門へのアクセス方法
- 東京から鳴門へのアクセス方法
- 高松空港(TAK)から大塚国際美術館へのアクセス方法
- 鳴門市内を電車やバスで周遊する際の注意点
- まとめ
海に囲まれた自然とアートが魅力、「鳴門市」ってどんなところ?

四国にある徳島県の北東に位置する鳴門市。レンタカーや高速バスなどを利用すれば大阪、京都、広島から3時間以内で到着可能です。主な観光名所として、「鳴門の渦潮」と国内最大規模を誇る陶板名画美術館「大塚国際美術館」があります。
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旅行スタイルに合った移動方法を選ぼう!手段別のおすすめ降車地点
1. レンタカーを利用する場合は、「鳴門北IC」へ
レンタカーで市外からアクセスする場合は、「鳴門北IC」があります。電車やバスは運行本数が限られているため、効率的に鳴門市内をまわるならレンタカーがおすすめです。
2025年3月現在、レンタカーを利用して市内の対象宿泊施設に宿泊すると、1台あたり3,000円の宿泊割引が受けられるキャンペーンを実施しています。お得にレンタカーで周遊したい方は必見です。
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2. 高速バスを利用する場合は、「鳴門公園口バス停」もしくは「高速鳴門バス停」が便利
高速バスを利用すれば大阪・神戸・徳島・高松などから便利にアクセスできます。電車よりも直通ルートが多く、荷物が多い旅行者にもおすすめです。高速バスで主に利用されているバス停は「鳴門公園口バス停」と「高速鳴門バス停」の2つです。自分の行きたい場所に合わせた降車場所を選びましょう。
【鳴門公園口バス停】
鳴門公園口バス停のある鳴門公園一帯は、橋の上から渦潮を鑑賞できる「大鳴門橋遊歩道 渦の道」や土産物屋が並ぶ展望台、観潮船乗り場のほか、大塚国際美術館がある人気の観光スポットです。
※注意:高速バスが停車する鳴門公園口バス停は降車専用となっているので、他の目的地に移動する際は市内を走る路線バスか、タクシーを利用する必要があります。
【高速鳴門バス停】
高速鳴門バス停は、JR鳴門駅へも徒歩17分程でアクセスが可能で、バスも多いので、鳴門市内の観光の拠点としてご利用いただくのがおすすめです。近くにはラーメン店や大型スーパーがあるので、ちょっとした食事やお土産を購入することもできます。
3. 電車を利用する場合は、「JR鳴門駅」が便利
「JR鳴門駅」は、四国旅客鉄道(JR四国)が運営する鳴門線の終着駅で、徳島駅や他の観光スポットへのアクセスに便利です。なお、2025年4月1日からJR鳴門駅前観光案内所は、観光案内オペレーターと通話できる端末や各種パンフレット、休憩スペースを備えた無人観光案内所となります。旅の途中に立ち寄ってみてください。
またJR徳島駅からJR鳴門駅までは、朝のラッシュ時間以外1両編成のワンマン運転をしているディーゼル車両が運行しています。1時間に1本のローカル路線ですが、ゆっくりと移り変わる景色を楽しみたい方にはピッタリ。ノスタルジックな車内と車窓から見える古き良き風景を堪能できます。

大阪から鳴門へのアクセス方法
【レンタカー】関西国際空港(KIX)またはJR大阪駅から鳴門北ICへ

1つ目の移動手段は、レンタカーでアクセスする方法です。レンタカーだと時刻表を気にせずに好きな観光地を巡ることができるので、自分のペースで様々な場所に訪れてみたい方にはおすすめです。
1. 関西国際空港(KIX)からの場合
関西の空の玄関口・関西国際空港(KIX)周辺には、大手からリーズナブルな価格で借りられるお店まで、さまざまなレンタカーショップが充実。関西国際空港(KIX)から出発する場合は、関西国際空港ICから、高速道路に乗ります。大阪湾を反時計回りに走り、鳴門北ICで降ります。
2. JR大阪駅や梅田駅周辺からの場合
JR大阪駅や梅田駅周辺にも、歩いて5分圏内に、多くのレンタカーショップが集まっています。JR大阪駅から向かう場合は、阪神高速・梅田ICから乗り、鳴門北ICまで走行。所要時間は2時間から2時間半ほどです。
【高速バス】関西国際空港(KIX)、JR大阪駅、南海難波駅、なんばOCATから鳴門公園口バス停もしくは、高速鳴門バス停へ

2つ目の移動手段は、高速バスで移動する手段。高速バスの車窓から景色を眺めながら、ゆったりと旅したい方におすすめです。
※注意:高速バスが停車する鳴門公園口バス停は降車専用となっているので、他の目的地に移動する際は市内を走る路線バスか、タクシーを利用する必要があります。
1. 関西国際空港(KIX)からの場合
第1、もしくは第2ターミナルから直通のバスが運行しています。どのバス会社でも、2時間半から3時間程度で鳴門公園口バス停、もしくは高速鳴門バス停まで到着できるため、移動中を旅路の休息に費やしても良いでしょう。
2. JR大阪駅からの場合
中央北口を出てすぐの「大阪駅JR高速バスターミナル」へ向かいます。大阪駅から鳴門公園口バス停、もしくは高速鳴門バス停までは、1時間45分から2時間30分ほどでアクセスできます。
3. 南海難波駅やなんばOCATからの場合
鳴門公園口バス停、もしくは高速鳴門バス停まで走っている高速バスがあるので、難波を拠点として鳴門へ移動することもできます。2時間から2時間45分ほどでアクセスできます。
京都から鳴門へのアクセス方法
【レンタカー】京都駅から鳴門北ICへ
レンタカーを利用する場合は、京都駅付近で車を借りるところからスタート。京都駅から鳴門市へ向かうときは、京都南ICから入り、鳴門北ICまで走行します。およそ2時間半から3時間ほどで到着です。
【高速バス】京都駅から鳴門公園口バス停、もしくは高速鳴門バス停へ
高速バスを利用する場合は、京都駅中央口から歩いて1分の場所にある烏丸口のバスターミナルを目指します。乗車してからは、2〜3時間で鳴門公園口バス停、もしくは高速鳴門バス停に到着します。
神戸から鳴門へのアクセス方法
【レンタカー】神戸駅,灘駅、三ノ宮駅から鳴門北ICへ
レンタカーを利用する場合は、神戸駅や灘駅、三ノ宮駅付近で予約をしておくとベスト。車を借りたら明石市方面に移動し、神戸淡路鳴門自動車道へと走行します。鳴門北ICまでは1時間半〜2時間半ほどで到着します。
【高速バス】新神戸駅から鳴門公園口バス停、もしくは高速鳴門バス停へ
高速バスを利用する場合は、新神戸駅直通の「ANAクラウンプラザホテル神戸」の4Fへ向かいます。この乗り場から、鳴門公園口バス停、もしくは高速鳴門バス停までは、およそ1時間半~2時間ほどでアクセスが可能。移動時間が短いため、気楽に旅行を楽しむことができます。
東京から鳴門へのアクセス方法
【飛行機とバス】羽田(HND)から飛行機、徳島阿波おどり空港(TKS)から路線バス、JR鳴門駅へ

1つ目の移動手段は、羽田空港(HND)から飛行機で徳島阿波おどり空港(TKS)までアクセスする手段です。飛行時間は、平均で1時間10分ほどとかなり短く、時間を有効に使いたい方におすすめです。
徳島阿波おどり空港(TKS)からは、徳島バス・鳴門線の路線バスに乗車。25分ほどバスに揺られていると、鳴門駅前のバス停に到着します。
徳島阿波おどり空港(TKS)から大塚国際美術館や鳴門公園までの直通の路線バスもあるので、大塚国際美術館や鳴門公園に行きたい場合は、大塚国際美術館や鳴門公園に止まるバスを確認し乗りましょう。
また、路線バスは1時間に2本程度しか走行していないため、あらかじめ飛行機の乗り継ぎ時間を計算しておくと良いでしょう。
空港周辺でレンタカーも借りられるので、自由に自分のペースで徳島及び鳴門を観光したい場合は、活用するのも一つの手です。
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2025.02.26
【新幹線と電車】JR東京駅から新幹線、JR岡山駅からJR四国のマリンライナー、JR高松駅からJR四国の特急うずしお、JR鳴門駅へ

2つ目の移動手段は、新幹線やJRの従来線を活用する移動方法です。まず東京から岡山駅の区間を新幹線のぞみで、3時間10分ほど移動します。自由席の場合は16,600円程度、指定席は17,130円程度です。
JR岡山駅からは、JR四国のマリンライナーに乗車。JR高松駅まで1時間ほど、片道1,660円程度でアクセスできます。
最後に高松駅から、JR四国の特急うずしおに乗車。池谷駅で鳴門線に乗り換えることで、JR鳴門駅へと到着します。
JRを利用すれば、岡山から瀬戸内海を渡って四国島内を巡ることができます。旅路をゆっくり楽しみたい方や、うつりゆく四国の田舎ならではの景色を眺めたい方におすすめのアクセス方法です。
【高速バス】東京駅から高速鳴門バス停へ
3つ目の移動手段は、東京から鳴門駅まで高速バスを利用する手段です。バス会社によっても異なりますが、乗車時間は9時間〜11時間ほど。片道8,000〜14,000円程度でアクセスできます。
乗車は、東京駅八重洲口や、東京ディズニーランド、バスタ新宿などがスタンダードです。降車は、高速鳴門バス停で降りられるバスを選ぶとJR鳴門市駅へのアクセスが容易になります。
夜通しドライブすることになるため、座席同士が離れているバスや、トイレ付きの車両を予約すると快適に過ごせます。
高松空港(TAK)から大塚国際美術館へのアクセス方法
香川県の高松空港(TAK)から、大塚国際美術館への移動で便利なのが、2本のバスを乗り継いで移動する手段です。
まず、高松空港(TAK)から高松駅へアクセスできるバスに乗車。およそ1時間ほどで、高松駅に到着します。片道大人1,000円程度、子ども500円程度でアクセスできます。
その後、高松駅から発車しているバスに乗車。1時間半ほど乗ると、大塚国際美術館に到着します。
大人は片道2,300円程度で移動ができます。大塚国際美術館ご目当ての方は、参考してください。

鳴門市内を電車やバスで周遊する際の注意点

鳴門市を観光する際は、在来線が走っている地域を把握しておくことが重要です。鳴門市内でJR鳴門線が走っているのは、鳴門駅から板東駅にかけての合計8駅。このほかのエリアへ観光に行く場合は、路線バスでの移動となります。

路線バスは、大鳴門橋や渦潮が見られる「鳴門公園」(鳴門線/鳴門公園線)や、鳴門市ドイツ館やドイツ村公園がある「ドイツ村」(鳴門大麻線)などの停留所に停車。観光地の目の前が停留所になっていることが多いため、行きたい観光地に寄り道せずに向かうことができるでしょう。
鳴門市や徳島市内を中心に観光する場合は、徳島バスが発行している一日乗車券もおすすめ。徳島バス、徳島空港のリムジンバス、徳島市営バスの全路線で利用でき、大人は1日1,500円、小児は750円で購入できます。
路線バスで鳴門市の旅情を楽しみつつ、有名どころの観光地を回りたい人におすすめです。
まとめ

鳴門市内には、鳴門海峡や渦潮など、一生に一度は見ておきたいとっておきの観光スポットが集結しています。東京や大阪、神戸などからのアクセスも整っており、1泊2日の旅行でも充分に鳴門市の魅力を感じることができます。
鳴門市オフィシャル観光サイトでもアクセス、観光スポットやイベントについて情報を掲載しています。鳴門旅行を計画する際には是非ご覧ください。
※本記事に載っている料金は変動する可能性がございます。